美容や健康にも良いとされ、今や空前のブームと化している「サバ缶」！最近ではスーパーの缶詰棚には多種多様のサバ缶が並んでいます。
また、このサバ缶に特化した料理レシピ本もここ数年で多数出版され、好評な売れ行きを果たしているのだそう。
今回はそうしたサバ缶レシピ本の中から、とくに簡単にできる一冊をチョイス！どれくらい手軽にできるのか、3皿を実際に作ってみました！
『まいにち絶品！「サバ缶」おつまみ』きじまりゅうた著
今回選んだのは、若手料理研究家・きじまりゅうたさんが2018年5月に出版されたレシピ本『まいにち絶品！「サバ缶」おつまみ』（きじまりゅうた著 青春出版社刊）です。
和えるだけ、かけるだけ、お惣菜にプラスして、など、どれもサバ缶で手間なく作れるレシピがなんと60種類以上も掲載されているんです。
サバ缶の手軽さを説きつつも、「サバの水煮を自作してみる」という実践コラムもあり。大人の自由研究みたいに実験的に作って楽しめるアイデアレシピも収録されています！
サバ缶には水煮や味噌、はたまたバジル味などさまざまな種類がありますが、同書はすべて「水煮」を使います。
容量は1缶200g、固形量160gを使うのですが、今回は1缶190gのものしか入手できなかったので、こちらで対応してみます。
こちらと
こちらです。
かけるだけで完成！エスニックな「タイ風サバやっこ」
まずは「和えるだけ！かけるだけ！」の章から、「タイ風サバやっこ」を作ってみます。
材料はサバ缶１/2缶分、豆腐にネギ、塩、スイートチリソース。
冷ややっこアレンジなので、火を使わずパパっと完成！
作り方は
- 汁気を切ったサバ缶を軽くほぐす。
- 絹ごし豆腐は食べやすい大きさにカット。塩を振っておく
- 豆腐にサバと細ネギをのせ、スイートチリソースをかける
で、出来上がりです！
豆腐にサバでたんぱく質がしっかり摂れる組み合わせ。甘辛いスイートチリソースが意外なほどに合います。これはそうめんの具としてもアリですね。
お惣菜にプラス！1分でできる「ポテサバ」
お次は人気のお惣菜・ポテトサラダ×サバ缶のコラボ、「ポテサバ」です！
先ほどのサバやっこで使ったサバ缶の残り半分と、ファミリーマートのポテトサラダを使います。
作り方は、
- 軽くほぐしながら混ぜる
だけ。ほぼ1分で完成という簡単さです！
仕上げにお好みでソースをかけるのが、このレシピの” ワザあり”なポイントです。
サバの臭みはまったくなく、ポテトサラダのまろやかさと絶妙にマッチ♪
ソースをかけることで全体がよりまとまる気がします。今回は中濃ソースを使いましたが、ソースの種類を変えても良さそうです。
サバ版チンジャオロースー「サバピー」♡温かいサバ缶も美味
最後はサバとピーマン、2つの食材だけで作るサバ版のチンジャオロースー「サバピー」です！
今回はサバ缶を1缶まるごと使います。ピーマンのほかは調味料のみ。フライパンでササッと5分ほどで調理です。
作り方は、
- ピーマンは細めの乱切り
- ごま油を熱したフライパンに、汁気を切ったサバ缶をほぐしながら投入
- ピーマンと調味料(おろしにんにく、しょうゆ、オイスターソース)を入れ、汁気を飛ばしながら炒め合わせる
で出来上がりです！
サバ缶ならではの柔らかさと、ピーマンのシャキシャキ感の対比が美味しいですね！
サバの旨みが引き出されて、おつまみはもちろん、ごはんのおかずにもぴったりな味わいです♪
常備必須！サバ缶でおうちバルが楽しめそう
「おつまみや副菜づくり、何作ろう…」と、メニューが全然思いつかない時ってありませんか？
本書は「サバ水煮缶でここまで幅広く使えるんだ！」と驚くほど、多彩なメニューが満載。 新しいサバ缶の魅力に出会えると同時に、レパートリーのマンネリも解消できそうな一冊でした。
みなさんもぜひ、サバ缶で手軽な一品を作ってみてはいかがでしょうか？
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