【インタビュー】鎧塚シェフにミスド「ショコラドーナツ」の開発秘話を聞きました!

公開日:2018/1/25

パティシエの鎧塚 俊彦シェフとの共同開発で話題となっているミスタードーナツの『ショコラドーナツ』

 新作発表の会場では鎧塚シェフも登壇し、スイーツに対する熱い想いや開発の背景などをお話しされていました。

世界初となる畑からの一貫した自社生産のショコラづくりを目指し南米エクアドルにカカオ農園を開設。お客様の様々なニーズに応えるために最高の素材を追い求め、確かな技術と知識を駆使してより良き菓子づくりのため、日々活躍されています。

Toshi Yoroizuka公式ホームページ

実は今回、もぐナビ向けに個別インタビューもお受けくださることに!ということで、気になっていた疑問を鎧塚シェフに直接お聞きしてみました。

もぐナビ:ミスドからオファーが来た時はどう思われましたか?

鎧塚シェフ:「まさか、あの全国チェーンのミスタードーナツから?」と本当に驚きました!もし軽いトーンなら断ろうと思っていました。

もぐナビ:あら、そうなんですね

鎧塚シェフ:でも実際お話をしてみると、“最高においしい商品を作りたい”と本気の思いが伝わってきたので、お受けすることに決めました!

「チュロショコラ ローズフレーバー」

もぐナビ:新作のアイデアはどんな風に生まれたのでしょうか?

鎧塚シェフ:ライブ感を重視し見た目にも映えるようアイデアを練りました。「チュロショコラ ローズフレーバー」は、バラの香りをしっかり立たせることで驚きを感じてもらえるようこだわりました。

 
現地ベトナムでカカオの味見をする鎧塚シェフ

もぐナビ:一部ベトナム産カカオ豆を使用しているそうですが、その理由を教えてください。

鎧塚シェフ:幅広い世代のお客さんには、酸味の少ないまろやかなテイストがいいだろうと。苦みがなくフルーティーな香りを持つベトナム産カカオ豆を選びました。

もぐナビ:開発に苦労したドーナツはありますか?

鎧塚シェフ:試作自体はそこまで大変じゃありませんでした。
大変なのはこれからです。全国で約1100店舗あるなかで、味に差が出ないように一定のクオリティでお客様に提供する必要がありますから。でもきっと美味しいものがご提供できると思います!

(鎧塚シェフはミスドの方たちへ「私、本当にお店に食べに行きますからね!」と念押しもされていました)

もぐナビ:鎧塚シェフのファンならびにミスドファンの方々へ、最後にひと言いただけますか?

鎧塚シェフ:これまでにないドーナツに仕上がっていると思います。みなさんぜひ食べに来てくださいね!

もぐナビ:鎧塚シェフ、ありがとうございました!

ミスド×鎧塚シェフの『ショコラコレクション』の販売は2月中旬まで。順次販売終了予定なので、お早めにチェックしてくださいね!

<鎧塚 俊彦(よろいづか としひこ)氏 プロフィール>
京都府生まれ。関西のホテルで修業後、スイス、オーストリア、フランス、ベルギーで8年間修業。
ヨーロッパで日本人初の三ツ星レストランシェフパティシエを務めた後、帰国。2004年、恵比寿にてできたてのスイーツを提供する「Toshi Yoroizuka」をオープン(現在4店舗を展開)。

 

特集

ライター:田窪 綾

調理師免許持ち、炭水化物を愛するライターです。好きが高じて2016年、ごはん検定の特Aランクを取得してしまいました。ごはんにパスタ・パンなど、おいしいものをたっぷりご紹介していきます!

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