ショートケーキといえば、真っ白いボディに真っ赤ないちごをトッピングした姿を想像しますよね。
言葉の由来は諸説ありますが、中でもスコットランドでは、大きなビスケットを「ショート(short=もろい、サクサク)ケーキ」と呼び、それが広まったといわれています。
なぜ“もろい”という名前をつけたのか。
実はスコットランドの結婚式では、大きなビスケットを花嫁の頭に叩きつける風習がありました。
一度で割れれば縁起が良いということから、割れやすい=もろいビスケットが使われたということです。
日本のショートケーキはアメリカ譲り!?
ビスケットのようなショートケーキは、他の国にも伝わり、やがてアメリカに持ち込まれます。
アメリカでは、クリームやフルーツをビスケットでサンドし、アメリカ式ショートケーキへと進化を遂げています。
その後、アメリカから日本に持ち込まれた際には、国内向けにふんわりとした生地へアレンジを加え、現在のおなじみのショートケーキになりました。