一昔前と違って、先日、久々に某コンビニの焼きそばを食べてみたところ、まるで作りたての焼きそばのような美味しさが楽しめたことに大変驚いた記憶があります。
ちょうど先週、セブンイレブンとローソンから美味しそうな新作焼きそばメニューが発売されていたので、実際に食べ比べてみることにしました。
セブンイレブンの焼きそばは、麺が太くモチモチとした食感が印象的
まずは、セブンイレブンの「玉子焼きをのせた麺もっちりソース焼きそば」（税込み430円）を試食。なお、カロリーは焼きそばと玉子焼きの合盛り仕様なので、549kcalと結構高めです。
冷たいままでは味気ないので、当然ながらレンジでチンしてから食べてみることにしました。
早速、焼きそばから食べてみると、麺は太くモチモチとした食感で、スパイシーなソースがしっかりと麺に絡んで中々のウマさ！スパイシーな風味に反して塩気が穏やかなのも嬉しいところです。
麺そのものの美味しさを確かめた後は、具として添えられたいた蒸したもやしを纏わせて食べてみると、水分豊富なもやしの効果で後味サッパリ！
今度は豚バラ肉と一緒に焼きそばを食べてみたところ、オイリーなウマさ満点な豚バラ肉と、スパイシーな味つけが施された焼きそばがマッチ！
もっと美味しく食べたいときは、玉子焼きの中に焼きそばを包んで「オムそば」風に楽しむのがオススメ！
目玉焼きには青海苔がトッピングされている以外に下味はゼロ。正直なところ、目玉焼きをそのまま食べてもあまり美味しくはありません。
しかしながら、スパイシーな風味に満ちた焼きそばを玉子焼きで巻いて食べると、素のまま食べた時に感じたイマイチな印象は一変！
スパイシーな焼きそばの風味を淡白な白身と濃厚な黄身の風味がバランス良く感じられる玉子焼きで包んだことで、まるで「オムそば」を食べているような気分に浸れる創作焼きそばメニューでした。
ローソンの焼きそばは味濃いめで、一口目に感じる味のインパクトは大きめ！
続いては、ローソンの「チャーシュー焼きそば」（税込498円）を食べてみることに。マヨネーズが添えられているので、カロリーは723kcalとかなり高めです。
「チャーシュー焼きそば」は、先ほど食べた「玉子焼きをのせた麺もっちりソース焼きそば」と比べると見た目は地味ですが、シャキシャキとした食感が期待できる青ネギが添えられているのがポイントです。
最初はシンプルに麺のみを食べてみたところ、麺は先ほど食べたセブンイレブンの麺よりも細く柔らかで、甘味と酸味のバランスに優れたフルーティーなソースがマッチ！
比較的塩気も強く、ビールなどと一緒に食べたいおつまみ的な美味しさが感じられます。
今度はチャーシューを交えて焼きそばを食べてみたところ、力強いお肉の旨味とともに脂ギッシュなウマさが加わってメチャウマ！
薬味のネギと、蒸したもやしを交えて焼きそばを食べてみたところ、野菜のみずみずしさが加わって塩気が薄れて後味サッパリ！
濃いめな味付けではありますが、旨味に富んだチャーシューと、サッパリとした野菜を交互に交えて食べることで、味に飽きることなく楽しめるのがポイントです。
最後はマヨネーズをまとわせてさらにパワフルに完食！
チャーシューとネギ＆蒸したもやしのコンビネーションで美味しく完食しても良かったのですが、マヨネーズが添えられていたので、焼きそばの中に投入！
しっかりと全体に味が馴染むようにかき混ぜていきます。
マヨネーズを加えたことで、当然ながら旨味はすこぶるアップ！
脂ギッシュつながりなチャーシューとマヨネーズをダブルで使ったことで味がクドくなるかと思いきや、想定していた以上に薬味のネギや蒸したもやしの存在感が大きく感じられ、見かけよりも後味が軽くぺろりと一息で平らげることが出来ました。
セブンイレブンとローソンの焼きそばを食べ比べてみて
今回、セブンイレブンとローソンから同時期に発売された焼きそばを食べ比べてみました。
正直なところ、味の違いはそれほどないのでは？と、食べる前はタカをくくっていましたが、実際に食べ比べてみると、各社で味わいが大きく異なることにまずビックリ！
無論、ビッグなコンビニチェーンが手がける焼きそばメニューとあってどちらも美味しく楽しめましたが、ランチメニューとして食べるなら麺が美味しい上にソースの塩気がちょうどいい塩梅だったセブンイレブンの「玉子焼きを乗せた麺もっちりソース焼きそば」。
お酒のおつまみとして食べるなら、味濃いめでハマるウマさが感じられたローソンの「チャーシュー焼きそば」がよりベターだと感じました。
ぜひ、食べるシチュエーションにあわせて、味つけの方向性が大きく異なるセブンイレブン＆ローソンの焼きそばをお試しあれ。
