【中評価】「たっぷり『森のたまご』を使ったクリーム入りのパン」「ゆるりむ」さんの「第一パン　森のたまごのたっぷりクリームパン」についてのクチコミ・評価

Name: たっぷり『森のたまご』を使…
Item: 第一パン 森のたまごのたっぷりクリームパン
Rating: 4
Author: ゆるりむ

第一パン森のたまごのたっぷりクリームパン

発売日：2023/3/1

ゆるりむ (791件)

4つ星レビュアー

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総合評価 4

たっぷり『森のたまご』を使ったクリーム入りのパン
できればシンプルなものを。。。
前回に今流行り（？）のやさしい口どけな生コッペのサンド2種類を味わったばかりなのですが。
あんまり複雑な味の物を食べるのは、気がすすまない感じです。
（でも菓子パンを食べる矛盾。。。）
ふと。立ち寄ったスーパーのパン売り場で、このクリームパンが少しお安くなっているのを発見。

パッケージ裏には、
『「森のたまご」のおいしさのひみつ
「森のたまご」のおいしさのヒミツは、長年研究から生み出された絶妙な飼料レシピで、マグロやカツオから抽出した良質な魚油・よもぎ・パプリカなどが入っています。
風味、色ツヤなど、たまご本来のおいしさを追求した「コクうま」のたまごなのです。』
と、書かれています。

ということで。
今回は、この『森のたまご』がたっぷりと使用されたクリームパンを食べてみることにしました。

袋をあけると、こんがりと焼けたパンの芳ばしい香りです。

出してみると。
背丈の低い直径約10cmほどのちょっぴり楕円形。
よく焼けたような茶色の表面には、クリームを抽入した穴が1か所あいていて。
上にはアーモンドのスライスが2枚、ちょこんとトッピングされています。
見た感じ、シンプルなクリームパンの様子です。

では半分にして、いただきます🍀

パンは、ほどよくきめが整っていて、ふんわりとやわらか。
賞味期限が迫っていたからか、半分にしたあと時間とともに、パサっと断面が素早く乾きはじめましたが。
カット直後はしっとりとまでいかなくても、パサつきはありませんでした。
外側あたりは特に芳ばしい風味で、ほんのりやさしい甘さの、クリームパンの生地によくあるような感じです。
上のスライスアーモンドは、噛んだときにちょっぴり芳ばしい感じでアクセント要素もありますが、主にビジュアル担当かなと思いました。

そして中のクリーム。
断面では1種類に見えますが、偏りがあって実は2種類です。
1つは、とろっとしたオレンジ寄りの黄色をした、バニラシード含むやわらかいクリーム。
やや甘さがしっかりしていて、常温のシュークリームのカスタードにも似ているように思えましたが。
よく味わってみると、ちょっぴり違う感じです。
卵のコク的なのものを感じる味わいで、ほんのりとしたバニラの薫りとカスタードのような風味が鼻に抜けるような印象。
やさしい『たまご』の味わいがあって、じんわり甘くとろっとなめらかクリーミーです。
このクリームが端に寄っていたため、カットした断面からは見えませんでした。

もう1つは、写真から見えている方の、ぷるんとした粘度のあるクリーム。
上の物よりも少し白っぽいですが、それでも普通のクリームパンのフィリングよりオレンジがかった黄色で。
ねっとりとした濃厚感のある口あたりですが、こちらは上よりもおだやかな甘さ。
『たまご』のコク的なものと、どこかやさしいミルク系のまろやかさを感じるクリームのようでした。
うっかりと。。。
まろやかな蒸しプリン🍮みたいな？
そんな感じもしました。
上のクリームより、こちらの方がバニラシードが多くて、香りもしっかりめ。
とは言え、ふわんとやさしく薫るくらいで違和感はありませんでした。

中のクリーム2種類はたっぷりと言うよりも、ほどよい、という感じですが。
これくらいでも、なかなかバランス良かったです。
中の上下がちゃんと重なっていればもっと3つを同時に味わうことができたのですが、上のクリームは後入れの注入だったため、偏ってしまったようでした。

ちなみに、今回驚いたのが。
普段はフラワーペーストという名称のものに、謎の酸味を感じる私なのですが。
このクリーム2種類にはフラワーペーストが使用されている（それを元にいろいろと配合されたカスタード系クリームと思われる）のに、いつもの酸味が感じられなかったことです。
むしろ卵のコク感ある味わいで、そんなにしつこい感じはなく、シンプルにクリームを味わえるパンになっているようでした。
なかなか良かったです☆

それでは、ごちそうさまでした🍀

森のたまごの
たっぷりクリームパン：262kcal
（購入額：税抜89円←税抜128円から3割引）

☆計量数値（参考までに）
実質量：88g