【高評価】「お高い名称でも、味は庶民派。」 「レビュアー」さんの「サントリー　ボス　コロンビアトラディショナルブレンド」についてのクチコミ・評価

お高い名称でも、味は庶民派。
缶コーヒーBOSSの新作は世界遺産登録の栽培地にて収穫されたコーヒー豆（51%）使用と言う位の高い、どことなくハイクオリティ感漂うこちら、コロンビアトラディショナルブレンドです。
明後日（3日）の発売日を前に自販機にフライングで入っていたので購入したものを頂きました。
原材料の並びからして見受けられるのはごくオーソドックスな砂糖・ミルク入りジャンルなのですが、何しろ謳い文句が「世界遺産」。けれども価格は通常品と同じものなので案外普通の味なのかなと思いつつ一口試飲。
開封時にふわり漂う香りはどこか気品を感じる深みある芳香、スッと口の中に広がる深煎り豆のコク豊かなコーヒー感とマイルドなミルク感、
そしてでしゃばり過ぎない程よい砂糖の甘み、ここまではBOSSシリーズならではの確立した味わいです。
じっくりと味わうと、コクや深みがしっかりとしている割には後味がふっと浮くように軽やか。重たさの無い飲みやすさが特徴的です。
実際には挽きたてを直に味わう訳ではなく、缶コーヒーとして商品化されたものを口にするだけなので、世界遺産地の生産豆の味ははっきり言って理解しかねるところです。
けれどそんな概念を取っ払ってシンプルに味わえば、豊かな香りを親しみやすい味わいで楽しめる、庶民にとってはうれしいおいしさの缶コーヒーです。