【中評価】「麺の改良あり、味は…」 「Mk3」さんの「寿がきや　全国麺めぐり　東京油そば　醤油だれ」についてのクチコミ・評価

麺の改良あり、味は…
今までこの生麺シリーズは、売り物の麺自体が好みに合いませんでした。モッチリ系追求はいいけど柔らか過ぎ傾向があり、独自製品のせいか量も少なくて。

食べてない製品があり、いつ変わったのか判りませんが、量が以前の160gから180gに増え、食べた印象でも結構違います。
また、規定通りの湯切時間でもそれなりのコシが感じられ、それでいて強みのモチモチ感も豊か、コシ好きでも不満は感じない設計に改良されたようです。
ただ、こうなると俄然「うどん」に接近してしまうのがアレですけど。残る課題は中華麺らしさ(麺自体の味や香り)ですかね。
あんまり風味がない麺質なんで尚更うどんっぽい。

但し肝心の味付けがイマイチに思えました。タレにラードの配合が多く、油そばですから当然ですが、「ラードだな」という以上の味しません。溶ける前が真っ白だったので、ごま油やラー油などの他の油脂はあまり入ってないのかな？
そのせいか、脂っこいけどコクはあまりないという、妙に浅い味になってます。

ふりかけのネギやそぽろ肉はうまかったけど量少ないし。以前の「ラー油で仕上げる汁なし麺」はタレや具が充実してて、あれの味付けなら相当良い商品になったと思うんですが・・・麺増量でコスト取られたんですかねえ。
価格としては200円代半ばと、カップ麺の中ではかなり上なんですけどね。