【中評価】「蒸しパンの生地“は”かなりいい！！」 「激辛本音くん」さんの「ヤマザキ　ローソン（ＬＡＷＳＯＮ）　しっとり　たまご蒸しパン」についてのクチコミ・評価

蒸しパンの生地“は”かなりいい！！
ふとローソンに立ち寄ってみると
四角が特徴的なたまご蒸しパンが売っていたので買ってみました
色は濃い黄色で
いかにもたまご蒸しパンといった様相
もう見た目だけでたまごの匂いが漂ってくるようです
家に帰り
濃くて熱いコーヒーを淹れると
さっそく開封
もちろん刹那的でありもっとも重要といっても過言ではない“一番香”を心ゆくまで堪能します
香りは
いわゆる一般的なたまご蒸しパンのあれです
しっとりとした
でも奥に卵を感じる
甘くて優しい香り
匂いはそれほどきつくなくて
ヤマザキにしては意外にも抑え気味な印象
いいですね…きつすぎる匂いは
品性のなさに繋がりますから
皿に出して
ナイフで半分に切り
生地の質感を確かめてみます
表面はしっとりとしており
指で触るとペタペタと引っ付く感じ
直径が長い割に高さもあり
とてもボリューミーです
カロリー475は伊達じゃあないですね
ゴクリ…デブまっしぐらです
それではさっそくいただきましょう
蒸しパンという名のカロリー爆弾を
――ぱくりんちょ
…………
うーんまずはなにから並べ立てるべきか…
そうですね
まずはいい部分から（ということは悪い部分もある）
平たくいえば
生地がすごくいいです
表面はしっとりとしていますが
中はふっくらとしており
しかしながらジメジメべっとりと水分量が多すぎるわけでもなく
同時にぱさぱさの乾燥気味でもない
蒸しパンというには絶妙すぎる塩梅であると
個人的には思います
当然食べた感じ・食感も良好で
ケーキのような
でもパンのような
いわゆる“蒸しパン”然としたいいとこ取りを
しっかりと体現できていると思います
この生地を頬張るだけで
様々な欲求が
過不足なく同時に満たされるようです
素晴らしいb
ただしここで問題が持ち上がってきます
肝心要の“味”についてです
なんといいますか
甘いのですよね
たまご蒸しパンなのだから甘いのは当たり前なのですが
その甘味の方向性が遺憾千万悪い方向に向いてしまっているといいますか
うーん…
ああもういいです！
はっきり言ってしまいます！
正直この甘味は
安くて粗悪極まりない精製砂糖の味です
成分表示欄を見てみると別に人工甘味料とかは使われていないようですが
ともすれば
砂糖の数百倍の甘みがある
人工甘味料使ってね？と思われるほどの
そんな前面にしゃしゃり出た
強くてあとに残る
どこまでも短絡的な
安っぽい甘みを終始感じるのです
いやーこの甘味は正直勘弁してほしいっすわ
飲み込んだあとも
かなり長い間
さらさらとした粉っぽい
まるで極彩色な海外のお菓子のような粗悪な甘みがついて回ります
慌てて苦いコーヒーで流し込むと
苦さと甘さの対比効果でも生じるのか
甘みが消えるそのほんの一瞬に
まるでカスタードプリンのような謎の風味が
最期の輝きを放つ超新星爆発がごとく
口の中でボカーンと広がります（悪い意味ではないです。正直これはちょっと面白かった）

熱量475kcal
糖質53.3g（←！？）

って
多分この大量に添加された砂糖のせいですよね
ああーおしい！
生地がいいだけに
この強烈すぎる甘みはおしすぎる！
これだったら砂糖の量をへらして
蒸しパンの生地を売りにした
素朴で大きいたまご蒸しパンで勝負した方がよかったんじゃあないかなと
そのように思います
さすがにこれはリピートはないですね
いくら安くて量が多くて生地が最高でも
この砂糖の多さは
健康面を考えても
あまりにもリスクの方が上回りまくりです
完全に素人の意見ですが
これならば値段据え置きでまだまだ改善することは可能だと思いますので
どうかこの生地
この蒸し上がり感で
改良をお願いしたいです
最後に一言
蒸しパンの生地は本当によかった！！