【カルディの不思議アイテム】卵なしでTKGが作れる「卵かけご飯の素」ってどうなの?

公開日:2018/5/22

今、カルディで話題性抜群の商品といえば「卵のいらない 卵かけご飯の素」。日テレ系朝の情報番組「ZIP!」で紹介されたことをきっかけに人気に火がつき、店頭では売り切れ続出、入荷待ちとなっているところも多いくらいなんです。

しかし、卵なしで卵かけご飯を作る…とは、いったいどういう商品なのでしょうか?
気になったので私も購入してみました。普通に食べるほか、アレンジにも挑戦してみます!

最寄りのカルディは入荷待ちに。スタッフさんにお願いして取り寄せてもらいました

カツオの風味が効いた卵かけご飯の素、という仕立てになっている本品。価格は20g×2食入りで税込み120円です。1食60円と考えると、普通に卵を購入した方が良いのかなと考えてしまいますが…?

じつは賞味期限が半年以上と非常に長いんです!生卵だと消費期限は長くても2週間ほど。これなら長期保存ができるので便利ですね。

原材料には“卵黄加工品”の文字が。しょうゆやかつおエキス、昆布エキスなどが入っています。

封を切ってみると、 “卵に醤油を混ぜ合わせた”あの香り!ただ、白身のようなドロッと感がないので、卵黄+だし醤油といった印象を受けますね。

ササッと混ぜて食べてみると…おお、しょっぱい!カツオエキスがバッチリ効いていて、さらに醤油が濃いですね。ご飯の白い部分がないくらい、よ~く混ぜ合わせてから食べた方が良さそうです。

アレンジ①「卵のいらない 卵かけごはんの素」を冷凍してみると…?

向かって左が常温のもの、右(ウサギがある方)は冷凍しておいたもの

「卵黄を冷凍するとおいしいから、これも同じようになるんじゃない…?」と、前日夜から冷凍庫に入れておいた2袋目。

翌日中身を皿にあけてみましたが、若干とろみが強くなる程度でした。味は冷たい分、常温より塩気は少ない気がしますが、あまり変化は見られず。

アレンジ②卵かけご飯を揚げ焼きにしてみると…?

「そのまま食べるとしょっぱいなら、焼いてしまえばいいじゃない」ということで、本品をご飯によく混ぜ込み、多めの油をひいたフライパンへ。丸く形を整えながら、揚げ焼きのようにしてみました。

つなぎになる卵成分が少ないためか、ちょっとまとまりにくくなってしまうものの、すごくおいしくなりました!塩気は弱まり、おこげのような香ばしさもプラスされます。ビールのおつまみになりそう♪

アレンジ③パスタで「和風カルボナーラ」を目指してみると…?

パッケージには「ご飯に。うどんに。カレーにも。」と書かれているので、パスタはどうだろう?と試してみました。表記時間の通りにパスタをゆでて、1食分の素とよく混ぜ合わせます。今回はベーコンや青ネギ、刻み海苔などもトッピング。

ご飯にかけたときと比べると少し薄味になるので、ベーコンの塩気でちょうど良い味わいになりました。

上から粉チーズをかければ「和風カルボナーラ」になるのでは? と思い、かけてみたところ、卵の風味がすべて飛んでしまう事態に…。カルボナーラにはなりませんでしたが、「釜玉パスタ」として楽しめました。

まとめ:しょっぱいけど、再現できてる!低カロリー&長期保存もできる

カツオの風味がかなり強く、最初は「しょっぱい!」と驚きましたが、よく混ぜて食べてみると確かに卵かけご飯の味わいでした。カロリーを見ても、生卵1個(60g)がおよそ91kcalに対し、こちらは1食分あたり24kcal。グンと低いのでカロリーを抑えたい時に良いのではと思います。気になる方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

特集

ライター:田窪 綾

調理師免許持ち、炭水化物を愛するライターです。好きが高じて2016年、ごはん検定の特Aランクを取得してしまいました。ごはんにパスタ・パンなど、おいしいものをたっぷりご紹介していきます!

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