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旨味を感じる優しい蕎麦
人間のカラダに必要な三大栄養素は炭水化物とたんぱく質と脂質であり、これらの成分に甘味や旨味や脂味を感じるという。脂そのものに味はないがタンパク質と合わさることで旨味が増えるのだとか。だが、その比率には適値があり割合が多すぎると脂っこく感じるらしい。脂ギトギトなものを食べた後にアッサリしたものを食べたいと思うのは、採りすぎた脂を中和しようとカラダが欲しているのかもしれない。そんなことを考えながらマルちゃん鴨だしそばを手に取った。緑のたぬきと比較してエネルギーは2割少なく脂質は3割少ない。いいねぇ。安心するねぇ。カップ麺そばには珍しい液体スープだ。熱湯を注いで3分後に投入して出来上がり。あー出汁の香りがする。ホッとするねぇ。やっぱ日本人には出汁だねぇ。麺つゆは少し濃いめで甘めだ。味わい深い。美味しい。油分はほんのり浮いているだけだ。たぶん比率がいいのだろう。もちろん完食しても胃もたれすることはない。満足感に包まれながら日清のウェブサイトでマシライスの成分を調べてみると、なんとマシライス脂質は鴨だしそばの約半分!?どゆこと?ひょっとして揚げ麺だからか。あー麺を別茹ですべきだったー。というわけで失敗&後悔が続く日々なのであーる。