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胡麻胡麻胡麻麺
な〜んとなく目についたから買うたんやけど、コレ以前から販売されてきたカップ麺らしいんよ。それが最近リニュされたみたい。だのに、どこにも詳しい情報なし。怪しいやん。謎やん。惹かれるやん。人間でもさ、なんや謎めいた人に魅力を感じることあるやね。例えばツンデレなんかもね。でもさ、順番が大事なんよね。ふだんツンツンしとる人が何かの拍子に急にデレっとするから「えーっ!どうしちゃったのかしらん?」ってなるワケやん。もし逆に、ふだんデレデレしとる人が急にツンツンし始めたら「ふざけとるんやないでワレ〜!」ってなるやん。同じ理屈でさ、コワオモテの人が優しかったら好感度上がるけど、優しい顔した人が怖いこと言うたら引いてまうやん。きっと低いところから入って上げていくのがええんやろね。ん?何の話?リニュの情報がないって話ね。全然関係ないやん。んでコレ、日清の桃花源 担担麺っていうカップ麺なんよ。桃源郷なんてアチコチにあるやんって思たら「桃源郷」じゃなくて「桃花源」やった。ややこしわいな。熊本のホテルにあるレストランなんやて。なぜに熊本?火の国やから本格的に辛い四川料理を出すんやろかね。フタの上に小袋が1つ。特製油やて。フタを開けるとカップの中には大量の粉末スープが見えるんよ。ゴマもたくさん。麺が見えんわいな。熱湯を注いで... って湯が入らんっ!麺とカップの隙間が狭いもんで、湯が落ちていかないんよ。もたもたしとると時間かかるし、焦って注ぐと入れすぎるかもやし。カップをギュッと握って少し変形させたら湯が落ちていきよったわいな。待つこと5分。最後に特製油をインすれば出来上がり。再びフタを開けると、大量の肉そぼろとチンゲン菜とゴマがコンニチハ。なかなか見栄えがええやん。ほないただきまひょか。まずはスープから。ズズズ... おーうまっ♪ 本格的な担々スープやん。しかもゴマすんご。先日食べたゴマ入れすぎなヤツよりこっちのほうがスゴイんよ。なんたって煎りゴマだけじゃなく練りゴマもたくさん入っとるから、チョーゴマゴマしとるんよ。麺は細めのストレート。揚げ麺のわりに食感しっかり。具材の肉そぼろは味付けグーやし、チンゲン菜は食感ええし。こりゃなかなか美味しいやん。要するにコレも最初に話した理屈と同じっしょ。ゴマ入れすぎって書いてあって煎りゴマばかりやったらガックシくるけど、単に担々麺って書いてあって煎りゴマも練りゴマもたっぷり入ってたら嬉しくなるやん。寄り道したと思いきや、もとの話に戻るという素晴らしい展開。おっと失礼、自画自賛してもうた。てなわけで、ゴマ好きにはたまらないカップ麺でやんした。ごちそうさま。