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不思議な台湾ラーメン
さて今回いただくのはローソン物色中に発見した台湾ラーメンのカップ麺... なんだけど、鶏台湾と書いてあるんよ。台湾ラーメンて豚ミンチだよね?鶏肉って珍しいよね。ヘルシーなんやろか?でもね、特濃旨辛って書いてあるんよ。しかもね、熱量は552kcalでカップ麺でも高いほうじゃん。何故に鶏肉?さらにね、麺処若武者監修になってんだけど、お店は福島にあるんよ。なのに名古屋台湾ラーメンって書いてあるし。もー意味わからんのよ。てなわけで諸君、その疑問に答えるべく実食しようじゃぁないの。フタを開けるとオールイン状態。熱湯を注いでさて何分かしらと見たらなんと2分!おいおいおい。何もできないパターンやんけ。おとなしく時計の針が2回まわるのを待つ。ひとりで騒いでたらアホみたいやもんね。最後に特製油を入れたらできあがり。この特製油にはラー油が入ってるらしく赤くて辛そ。できあがりの姿、ビジュアル的にはなかなか美味しそうやん。ミンチとニラとネギが散りばめられてて、まさしく台湾ラーメンって感じ。ではではいただきます。まずはスープから。ズズズ... あり?あんま辛くないよん。味はまろやか。けっこうトロミがある。コレ、鶏白湯なんやて。店舗では地鶏の出汁を使ってるらしいんよ。創作メニューなんやね。名古屋の台湾ラーメンは清湯だからずいぶん違う印象。次に麺。戻し時間2分の細麺。ちょい縮れがある。細いけどフニャラケしてないのは好印象。スープがよく絡むというより、トロミのあるスープがベットリ付いてくる感じ。そして具材。例の鶏肉ミンチは大きくはないけど箸で簡単に掴めるサイズ。これなら混ぜ混ぜしても行方不明にはならんだろと思いきや、スープにトロミがあるから見つけづらいんよ。サラサラしたスプならさ、カップを傾ければ一番低い辺りにミンチが集まってくるやん。でもコレ、スープがドロドロしてんからミンチが動かないんよ。だからミンチを訪ねて三千里なんて言いながら見つけては食べてを繰り返すと、あっちゅーまにスープを飲み干してまうんよ。塩分を気にするユーは気をつけんといかんよ。という感じでこのカップ麺、鶏白湯ベースの創作台湾ラーメンだったんやね。どうりで不思議な味と食感なわけだ。特濃旨辛鶏肉ラーメンと呼んでもいいかもね。ごちそうさまでした。