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ヴァイツェンの雰囲気
はいはいそうですよ。ウイスキーだけじゃなくビールも飲みますよ。バーベキューでも野球観戦でも飲みたくなるのはビールでしょ。以前はビアホールによく行ったんよ。センター街のホテルでビヤホール祭りやってて。職場の連中と行くとさ、コスチュームを来た女子がビールを注いでくれるんよ。調子にのって「一緒に写真を撮ってもらえますかー」なんて聞いてみると「いいですよー」なんて言ってくれて。もー酔いが回る回る。何の話でしたっけ?あ、新発売のビールね。コレ、サントリーから新発売されたワールドクラフト。白ビールよ。本場ドイツじゃヴァイツェンって呼ばれてる。無濾過?ムロツヨシのムロか?ちがうよね。酵母を濾過してないって意味。白ビールだけに白を基調にしたデザインがいいよね。しかもネーミングがワールドクラフトだよ。素人がダマされるわけ。あ、自分のことか。余計な話はおいといて、いざ実食ならぬ実飲。実飲?実印なら知ってるけど。すみません。ひとりボケツッコミ。グラスにトットットと注ぐ。なぜトットットかって?宴会とかでさ、同僚のグラスにビールを注いであげるて泡が溢れそうになると「オーットットット!」て言うじゃん。あれよ。「オーットットット!」て書いたら森永の「おっとっと」と間違うから「トットット」にするわけ。あーまた余計な話。グラスに注いだ見た目は酵母が残る白ビールだけに少し濁ってる。おわっ!フルーティな香り。知らない人はビールとは思えないだろう。さっそく実飲。グビっ!あのね、チビチビはダメよ。ビールは喉ごしだからグビっといかないと。おーーー濃いめの味。喉ごしとか言いながら味がすごっ。フルーティな香りそのまま。甘い芳香♪ これは本場のヴァイツェンに近い。ベルギーやドイツで飲んだヴァイツェン。比較的ライトな料理が合うと言われるけど肉料理と一緒に飲んでもグー。ベルギーではムール貝と、ドイツではソーセージと一緒にいただいた。コロナ禍で以前みたいに出張できなくなったけど、お酒で世界の味を旅できるなんて幸せなことだ。それゆえのワールドクラフトか!勝手に感心しながらもう1杯!