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さすがの仙台味噌
今回はニュータッチ凄麺シリーズの仙台辛味噌ラーメンだ。もはや凄麺に心を奪われてしもうた。しかも仙台味噌。日本三代味噌の一つだ。その特徴は大豆に米麹を加えた長期熟成タイプの赤味噌であること。辛口に分類される。それ故に辛味噌ラーメンなのだ。人気ランキングナンバーワンは仙台味噌醤油株式会社。凄麺の液体スープには同社の製品が使われている。凄麺ってこーゆーところが真面目でいい。ちゃんと現地の生産者に協力してもらって本物の素材を使うところ。応援したくなる。そんなわけでこの商品、味噌ラーメン好きにとっては魅力満点のカップ麺なのだ。フタを開けると小袋が3つ。かやくと液体スープともやし。もやしは札幌味噌ラーメンと同じ生タイプだ。熱湯を入れて5分。麺をほぐしてから液体スープを絞る。赤茶色の赤味噌が流れ出る。最後にもやしをのせれば出来上がり。まずスープからいただく。おぉ、これは美味しい。やや辛口ながら味噌の濃い味の中に米麹の甘味が感じられる。辛味と甘味が絶妙なバランスだ。さすがの仙台味噌。信州味噌が一番だと思っていたが、こりゃ仙台味噌も捨てがたい。麺は言わずもがなだがコシがあってツルツルでモチモチだ。その麺にスープがよく絡む。かやくはシンプルだが、シャキシャキの生タイプもやしが雰囲気を盛り上げる。これは見事な味噌ラーメンだ。唯一の問題点が塩分。食塩相当量8.6グラムは凄麺シリーズ最大値かもしれない。7グラム代でも怯む。8グラム超だと腎臓くんが心配になる。残念だがスープを最後まで飲み干すのは自制した。カップ麺と上手に付き合うには仕方あるまい。