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トロ阿波な味♪
さて今回は凄麺の徳島ラーメンだ。凄麺マガジンのチャート表によれば、豚骨醤油系のなかで和歌山に次ぐ濃厚レベルに位置する。こうして食べ続けていると、なんだか全国ラーメン旅をしているような気分になる。コロナ禍においてカップ麺で全国を旅するものアリだろう。いつもどおりしっかり自己肯定したところで準備にとりかかる。フタを開けると小袋が3つ。かやくと液体スープと調味油だ。かやくを入れてから熱湯を注ぐ。残る2つの小袋をフタの上で温めておく。待つこと5分。小袋2つをインすれば出来上がりだ。ん?調味油だと思っていた小袋には「とろーりまろやか卵黄ソース」と書いてある。しかも小さな文字で「フタの上で温めないでください」と書いてあるじゃあーりませんか!おいおいおいっ!もっと大きく目立つ文字で書いとくれよ。銀色の下地に黄色い文字じゃわからんぜよ。ぶつぶつ言いながら絞り出す。「とろーりまろやか卵黄ソース」は「どろりんダマダマ卵黄ソース」に進化しておった。ほれみーだ(徳島の方言)。自己肯定しとる場合か。しっかり反省せい。肩を落としながらフタを全開すると裏面に「おうちの生卵を追加するとさらに美味しくなるよ!」と書いてある。早う言いなはれ。調べてみると、生タマゴをトッピングするのが徳島ラーメンの特徴だという。というわけで冷蔵庫からタマゴを取り出してカップ中央に落とした。いわゆる「おいタマ」だな。ネコがいたら反応するかもしれん。つまらんボケはおいといて、いざ実食だ。まず素のままのスープを味見する。濃ーーい。濃い茶色そのままの濃厚なスープだ。そして甘い。豚骨醤油系にしてはけっこう甘い。そしてついにタマゴを混ぜ混ぜする。茶色いに黄色が溶けて黄土色っぽくなる。やめれ、絵の具じゃないんだから。肝心の味は?おー、マイルドになった♪ しかもトロあまだ。「トロ阿波」なんて言っちゃおうかしらん。少々ムリがあるかな。それにしても徳島ラーメン、これまた独特な特徴のある味わいだったのであーる。塩分8.1グラム!スープを飲み干すのを躊躇する値だ。せっかくタマゴをインしたのにー😭
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