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まさかの素焼き生地
妻と息子が外出。娘にはピザを食べさればいいからと言い残して。昼頃に娘がノソノソ登場。おいおい、一緒に食べてくれりゃ準備も1度で済むのに... などと言おうものなら二度と口を聞いてくれんかもしれんから、ここはグッと堪えて笑顔でお出迎え。しゃーない準備したるかと冷凍庫からピザを出したんよ。ななんとコレ、素焼き生地やんかーっ!どゆことーっ!ワテにどーしろっちゅーねん。コレに蕎麦のせりゃええんかーい?そばつゆ塗ればええんかーい?んなワケないやね。しゃーない冷蔵庫からウインナー出してきて刻んだわいな。生地にケチャップを塗ってウインナーを散らしてピザ用チーズをパラパラパラーっとかけて... どうやって焼くんかーい!おととい届いたばかりのトースターの使い方がパカラーン!えーとえーと説明書を読み読み読み... 説明が丁寧じゃないから読んでもパカラーン!コンベクションって何?サカナクションなら知っとるけど。いやいやサカナじゃなくてピザを焼きたいんよー!頭がコンガラガリーノ。あーなにやら設定一覧表みたいなページに冷凍ピザ用の温度とか時間が書いてあったわいな。それを見ながらテキトーにボタンを押してと... ボタンを押すたびにピピピピ言うんよコレ。ネット検索ピピピのピのマネしとるんかい。トースターのぶんざいで人様をバカにするたぁええ度胸やないけ。勝負したろかワレ〜。って凄んどるバヤイやなかった。ピザを焼くんやった。すんません初心者なもんで、どうぞよろしゅうお願いいたしやす〜と頭を下げながらピザを投入。しばらくジーッと見とるとプチプチパチパチと焼けてきたわいな。こっちの気分はメラメラやん。チーン♪なんとかそれっぽく出来たわいなー。皿に移して食卓へポン。ドヤ顔で娘に声をかけたんよ。って切るの忘れとった。あれ?あれ?ピザカッターがどこにあるか分からーん!何食わぬ顔で娘がピザカッターを出してきてザクザクと刻みよったわいな。んで、あたかも最後の仕上げは自分がしたかのごとく無言でムシャムシャと食べ始めよった。しばらく様子を見てから美味しいかと聞くと。モゴモゴしながら美味しいと。ハイ、コレ美味しいそうです。とんだ連休最終日じゃ〜
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