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凍った餅がこの食感なのは驚き。栗の風味は必要十分といったところか
焼いたりゆでたりした熱いそれとはもちろん比較になりませんが、アイスといういわば凍ったものの中に入っている餅がこれだけの柔らかさと弾力なのは驚きです。原材料を見ても単に“もち”とあり、グミやわらびもちといった「餅のような何か」ではなさそう。この餅実は噛まずに舌の上で温めると流れてしまうほど柔らかいのですが、これがアイスの中でもこの食感を出す秘訣の一つなのだと思われます。
一方アイスのほうは栗餡がどっしり甘くねっとりしていて、アイスのほうは甘さ控えめであっさり目と対照的な仕上がり。食べていて単調にならないいい工夫だと思います。栗の風味は特別目立つほどではなく、まあ栗アイスを名乗るに十分な程度というところでしょうか。香料っぽくプンプン香るよりはいいと思います。