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乳酸菌のふわふわパン
年代物のスーパー銭湯の売店で自信アリアリに売られていたこのパン。
結構大きな物で、値段は550円。売店のぼったくり分を差し引いても決して安くはないのだが、魅惑のオーラがほとばしっていた。怪しい。しかし買わずには帰れないのがパン好きの性である。
帰ってよく見るとカスピ海ヨーグルトの乳酸菌を使っている旨を記されており、低温熟成を謳っている。ほの甘さとふんわり感を予想させるその出来栄えに期待が膨らむ。
まず千切ってみると、フレーキのようにひらひら剥がれる。引きがあり、しかしふんわりエアリーで、味わい深そうな黄色い色合いが確認できる。