4 上品な蕎麦
本日も鴨そばをいただく。凄麺の鴨だしそばの出来が素晴らしかったのでハードルが上がった。安定の日清で行こうじゃないか。いざっ！ってあれー？鶏なんばん？よく読んどきゃよかった。鴨なんの絵を描いちゃったよ。テキトーに修正しよっと。調べてみると神田まつや店舗でも「かしわ南ばん」しか出してないようだ。鴨だったら「○○カモ？」なんて書けたのになぁ。今日はギャグ封印か。気を取り直して鶏なんばんそばをいただくことにする。調理方法はいたって簡単。お湯を注ぐだけ。5分待てば心の中でベルが鳴る。いやお腹が鳴っただけだ。フタを開ける。出来上がりの見た目はけっこうパッケージに近い。鶏肉ゴロゴロ。良心的じゃん。だがしかし、混ぜ混ぜすると鶏肉さんたちは重力に引っ張られて下方に消えて行ってしまった。鴨だったら「カモーン」なんて書けたのになぁ。おっと失礼、今日はギャグ封印だった。まずはつゆからいただこう。ズズズ... うーん上品だ。日清の商品紹介には濃いめのつゆと書いてあるが普通に感じる。今まで食べてきた鴨だしそばに比べて薄く感じるのかもしれない。実際、甘味は控えめだ。次に蕎麦。しなやかで弾力のある麺と書いてあるが一般的な揚げ麺の食感だと思う。やはり自分の中のハードルが上がってるのか。ホジホジして下の方から鶏肉を摘み上げる。パクリ。大きくてしっかりとした食感。むね肉だ。特製ゆず七味を入れる。一気に柚子の香りが立つ。一段と上品さが増した。老舗蕎麦屋の雰囲気を醸し出す一品という印象だ。ごちそうさまでした。